五輪控え工事車両増加 警視庁が公開取り締り[2017/11/21 19:34]

 年末に交通死亡事故が増えることから、警視庁は21日、都内の交通量の多い交差点で交通違反の取り締まりを行いました。

 東京オリンピック・パラリンピック開催まで3年を切り、準備が進むなか、工事用車両の増加が予想されることなどから、警視庁は交通量の多い交差点などを重点取り締まり場所に指定しています。警視庁は21日、カヌー・スラロームの競技施設の整備が行われ、工事用車両が多く通行する江戸川区の環状7号線の交差点で公開取り締まりを行いました。警察官がトラックなどを重さを量る装置に乗せ、荷物を積みすぎていないか調べました。警視庁によりますと、20日までの都内の交通事故死者は去年の同じ時期と比べて6人多い145人に上っています。警視庁は「年末は事故が増える傾向にあるが、小さな交通違反でも重大な交通事故につながるという心構えで安全を意識してほしい」としています。

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