森田千葉県知事　輸入規制解除に向け台湾に出発[2017/11/23 07:05]

　福島第一原発事故の後に台湾が続けている千葉県など5つの県の食品の輸入規制について、千葉県の森田健作知事が規制の早期解除に向けて協議するため、台湾に出発しました。

　千葉県・森田健作知事：「たとえ一歩でも、1ミリでも風穴を開けたいという気持ち。地域で設定するのではなく、科学的根拠を持って考えて頂きたい」
　台湾は福島第一原発の事故の後、千葉県を含む5つの県から酒類を除く食品に対して輸入規制をしています。森田知事は22日朝、桃園市の鄭文燦市長と輸入規制の解除に向けて協議するために成田空港を出発しました。県によりますと、今回の訪問は8月に友好交流協定を締結した桃園市の鄭市長から「早急に台湾に来てほしい」と招待を受けたことから実現したということです。