爆発物の原料購入を想定 地域の薬局でもテロ訓練[2017/11/23 09:42]

 東京オリンピック・パラリンピックに向けたテロへの対策として、爆発物の原料などを扱う薬局の従業員らが不審者への対応を訓練しました。

 薬局で、爆発物の材料となる薬品を大量に購入しようとする不審な男。22日、東京・千代田区では、警視庁万世橋署などと地元の薬局が協力し、テロ防止のための訓練が行われました。警視庁は、不審な人物がテロ行為に使われる薬品を購入した際には、通報したうえでなるべく引き止め、警察官に人相や服装などを伝えてほしいと呼び掛けました。万世橋署の古谷義行警備課長は、「地域からの情報がテロ防止には不可欠」などと話しています。

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