珍しい霧氷と青空の共演 奇跡的景観をご覧あれ![2017/11/24 17:08]

 奈良県から、この時期にしか見られない珍しい自然現象を捉えた映像がニュース投稿アプリ「みんながカメラマン」に投稿されました。

 21日朝、日本百名山の一つである奈良県上北山村の大台ケ原で撮影された映像です。木の枝が白く見えるのは雪ではなく「霧氷」と呼ばれる自然現象で、これは夜中の気温が氷点下まで下がった時に霧が強い風によって木に吹き付けられて凍ることで出現します。いくつもの気象条件が重ならないと発生しないうえに、晴れている日に見ることができるのは非常に珍しいといいます。
 投稿者:「年間10回は最低でも(大台ケ原)行きます。今回の霧氷は特別でした。青空が出ないと映えないんですよ、霧氷は。それがピッタリあたったんですよ。20年間くらい行っている間で、ナンバー3に入るくらいの価値がありました」
 大台ケ原ビジターセンターによりますと、霧氷は毎年、10月下旬から冬期閉鎖期間に入るまでの間に多い年で5回ほどしか見ることができず、今シーズンは12月1日から来年の春まで通行できなくなるということです。

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