インフル治療薬服用で異常行動 事故防止策を通知へ[2017/11/27 11:54]

 インフルエンザにかかった子どもの飛び降り事故などが相次いでいることから、厚生労働省は新たに、窓に鍵を掛けることなどの防止策を都道府県に通知します。

 厚労省によりますと、去年の流行シーズンにインフルエンザの治療薬を服用した10代の子どもが飛び降りるなどの異常行動が54件、報告されました。しかし、薬を飲まなくても異常行動を起こす例もあることから、厚労省は、子どもがインフルエンザにかかった場合は、新たな対策として窓や玄関のドアに鍵を掛けることや補助の鍵を付けることなどを27日午後にも都道府県に通知します。厚労省は「保護者が子どもの異常に早く気付いてほしい」としています。

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