“20周年”東京湾アクアライン　料金引き下げ維持へ[2017/12/01 07:01]

　12月に開通から20周年を迎える東京湾アクアラインについて、千葉県の森田知事は通行料金の引き下げを維持していく考えを強調しました。

　千葉県・森田建作知事：「アクアライン800円は何としても皆様の応援も借りて継続していかなければならない。私は国にもしっかりお願いして参りたいと思っております」
　神奈川県の川崎と千葉県の木更津を結ぶ東京湾アクアラインは、通常は普通車で通行料金が3090円ですが、ETC（自動料金収受システム）を搭載する車は国や県が費用負担して800円に引き下げる措置を2009年から行っています。アクアラインは18日で開通から20周年を迎えますが、森田知事は木更津市などで人口が増えただけでなく、首都圏全体でも1100億円以上の経済効果があるとして、通行料金の引き下げ措置を今後も維持していく考えを強調しました。森田知事は近く、麻生副総理や菅官房長官と面会し、国に対しても協力を求めることにしています。