「手話フォン」羽田空港に オペレーターが同時通訳[2017/12/03 17:51]

 羽田空港で、耳の不自由な人向けに手話に対応した電話ボックス「手話フォン」が国内で初めて設置されました。

 日本財団は国際障害者デーの3日、耳の不自由な人向けの公衆電話「手話フォン」を羽田空港に設置しました。利用者はテレビ電話でオペレーターに手話や文字で相手先を伝えます。相手先につながると、オペレーターが同時通訳することで手話による会話ができるということです。この手話フォンは午前8時から午後9時まで無料で利用できます。公共機関への設置は国内で初めてで、日本財団は東京オリンピック・パラリンピックに向けて全国の空港にも設置していくということです。視察した石井国交大臣は、手話フォンが今後のバリアフリー施策の新たなシンボルになると期待を寄せています。

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