河川敷で“全身人骨”発見 九州豪雨の不明者か[2017/12/04 00:58]

 九州豪雨から5カ月を前に福岡県で一斉捜索が行われ、河川敷で人の骨が見つかりました。警察は行方不明者の可能性があるとみて、身元の確認を進める方針です。

 7月に福岡、大分両県を襲った九州豪雨では37人が亡くなり、今も4人の行方が分かっていません。被災地近くを流れる筑後川の河川敷では、3日朝から警察や消防などが450人態勢で行方不明者の一斉捜索を行いました。その結果、午前11時半ごろに福岡県久留米市の河川敷にある竹やぶの中で、ほぼ全身の人の骨が見つかりました。警察はこの骨が行方不明者の可能性があるとみて、DNA鑑定を行う方針です。今回の捜索は豪雨直後に土砂や流木に覆われ、手つかずだった茂みなどを中心に行われていました。

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