北朝鮮の漂着船が動いた 巡視船ロープ切り逃走か[2017/12/08 16:50]

 北海道の無人島に漂着し、函館湾で海上保安庁などの立ち入り検査を受けていた北朝鮮の木造船が8日午後、巡視船とつながっていたロープを切って走り始めました。

 現在、海上保安庁が巡視船などからマイクや拡声器を使い、「かじが壊れているので危険である。止まりなさい」と呼び掛けているということです。北朝鮮の木造船はエンジンを使って自走しています。午後3時25分ごろ、乗組員が船のエンジンを掛けたということです。海上保安庁によりますと、巡視船と木造船をつないでいたロープは乗組員が自ら切断したとみられていて、逃走しようとしたとみて木造船を追って対応しています。

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