“逃走”の北朝鮮船 海保が体当たりで阻止[2017/12/08 17:54]

 北海道の無人島に漂着して海上保安庁などの立ち入り検査を受けていた北朝鮮の木造船が突然、ロープを切って動き出しました。逃走を図ったとみられています。北海道・函館港から報告です。

 (渡辺真記者報告)
 現在、逃走を図ったとみられる北朝鮮の木造船ですが、函館港の岸壁から約数キロ先に巡視艇とつながれて停泊しているとみられています。緑の明かりが時々、点滅しているのが見えますが、これが巡視艇が木造船と連絡を取るための電光掲示板の明かりだとみられています。8日午後3時半前、北朝鮮の木造船が自ら逃走したとみられていますが、海上保安庁はこの木造船からのロープが外れた理由について、北朝鮮の乗組員が自らロープを切って、逃走を図った可能性もあるとみて詳しく原因を調べています。また、今後はロープだけではなく、ワイヤなどで北朝鮮の木造船をつなぎ止めるようにしたいとを話しているということです。

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