最高裁長官に判事の大谷直人氏(65)が就任へ[2017/12/08 20:37]

 来月、定年退官する最高裁判所の寺田逸郎長官(69)の後任として、最高裁判事の大谷直人氏(65)が長官に就任することになりました。

 最高裁によりますと、来月8日に寺田長官が定年退官するのに伴って、政府は後任に最高裁判事の大谷氏を指名することを8日の閣議で決定しました。大谷氏の後任の最高裁判事には、東京高裁長官の深山卓也氏(63)が就任します。また、来月1日付で退官する木内道祥判事(69)の後任として、第一東京弁護士会所属の宮崎裕子弁護士(66)を判事に任命することも合わせて決まりました。いずれも来月9日付で発令される予定ということです。大谷氏は1975年に東京大学法学部を卒業後、東京高裁や東京地裁などの判事を経て、最高裁の事務総長や大阪高裁の長官を務めました。

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