レスリング合宿で学生が重傷 安全管理態勢を再確認[2017/12/09 10:56]

 日本レスリング協会が主催した強化合宿で男子学生(21)が重傷を負った問題で、林文部科学大臣は競技団体に安全管理態勢を改めて確認するよう求める考えを示しました。

 林文科大臣:「安心安全のスポーツの環境を整えるのは、大変重要であると思っております。各競技団体に対して安全管理態勢の再確認を促していきたい」
 今年9月、日本レスリング協会の強化合宿で、男子学生が頸椎(けいつい)損傷の重傷を負いました。協会は合宿中のけがなどを補償する団体保険に加入していませんでした。林大臣は事故について、今後、内容を精査して対応するとの考えを示しました。また、競技団体の強化合宿にかかる保険料についても助成の対象であることを周知するとして、安全にスポーツができる環境を整えたいとしています。

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