一晩で雪景色…積雪35センチに 新潟・魚沼市[2017/12/12 15:02]

 今シーズン初の寒波は12日がピークとなりそうです。日本海側は大雪や猛吹雪に警戒が必要です。寒波の影響で、雪が降り続いている新潟県魚沼市守門から報告です。

 (楪望リポーター報告)
 11日は全く雪が積もっていなかったということですが、深夜から雪が降り始めて道路が見えないほどの状況となっています。一晩でこれほど積もりました。朝からこの辺りにいますが、雪はやむことなく断続的に降り続いています。現在も雪が深々と降り続いている状態です。そして、気象庁の発表では、現在の守門の積雪は35センチという値が記録されています。新潟県の住民は雪には慣れていて、雪への対策は様々なされています。例えば「冬囲い」と呼ばれるものですが、木を守るために枝で木を囲っています。木に雪が積もると木が折れてしまうのを防ぐために、枝を立て掛けて守っているということです。地元の方にお話を伺いますと、「色々と対策はしているものの、実はこの時期の雪が一番、厄介」だということです。というのも降り始めというのは、まだ比較的に気温が高い状態で雪が降っているので、雪に水分がたくさん含まれていて重たいそうです。その状況で雪かきをするというのは非常にパワーがいるというお話も聞こえてきたと同時に、屋根の上に雪が積もったりしていて、それが落ちてくると非常に危険性も高いということもあって、皆さん、警戒をしているということです。現在、まだ雪は降り続いていて、この後も寒波が居座るとみられます。十分な警戒が必要です。
 (Q.地元の方の生活に何か影響は?)
 今のところはそういったことはありませんが、実は新潟、すでに初雪は以前に降っていまして、その時の量と同じ状態ということです。これからこの寒波が居座り、まだまだ雪が積もっていくとどうなることか、不安そうな顔をされていました。

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