トップは滋賀・長野 “野菜と塩分、喫煙率”がカギ[2017/12/13 15:24]

 2015年の都道府県別の平均寿命が男性では滋賀県、女性では長野県で最も長かったことが分かりました。

 厚生労働省が5年おきに行っている調査によりますと、2015年の平均寿命を都道府県別に比較したところ、最も長いのが男性は滋賀県の81、78歳、女性は長野県の87、67歳でした。男性については1990年から5回連続で長野県が最長でしたが、滋賀県が抜いた形です。厚労省は、滋賀県では食塩の摂取量が少ないことや喫煙率が低いこと、長野県では野菜の摂取量が多いことなどが健康状態に良い影響を与えたのではないかと分析しています。一方、平均寿命が最も短いのは男女ともに青森県で、男性が78、67歳、女性が85、93歳でした。青森県は男性が1975年から、女性が2000年から連続で最下位となっています。厚労省は、平均寿命が短い都道府県では食生活や運動量を見直してほしいとしています。

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