走行中新幹線の台車に亀裂 大きさ10センチ以上[2017/12/14 05:56]

 走行中の新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、亀裂の大きさが10センチ以上に達していたことが分かりました。

 11日、博多から東京に向かっていた新幹線「のぞみ34号」の車体を支える台車の一部に、亀裂や油漏れが見つかりました。国の運輸安全委員会が、新幹線で初めて重大インシデントに指定し、調査をしています。国土交通省によりますと、亀裂の大きさは10センチ以上に達していて、そのまま走っていれば脱線する恐れがあったということです。一方、JR西日本によりますと、運転席のモニターには異常を示す表示は出ていませんでした。出発前の目視点検でも異常はなかったということです。

こちらも読まれています