都民の2人に1人「スギ花粉症」 10年で17ポイント増[2017/12/20 15:40]

 東京都は、スギ花粉症と判定された人が10年前に比べて約17ポイント増え、都民の半数近くに達しているとする調査報告書を公表しました。

 東京都は10年ごとにアンケートと実際の検診をもとに調査を行っていて、今回、公表されたのは2016年度の結果です。報告書によりますと、スギの抗体値が基準以上で鼻炎などの症状があったり、薬を服用したりしている「スギ花粉症と判定された人」は、10年前の調査に比べて17.4ポイント増えて45.6%でした。年代別では15歳から29歳の年齢層が56%で一番多く、一番少なかったのは60歳以上で33.9%でした。スギ花粉の飛散量は10年前に比べて増加していて、都はこれがスギ花粉症の人の割合が上昇した一つの要因だとしています。

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