茨城県の中3女子自殺問題 新たな調査委が初会合[2017/12/21 08:02]

 茨城県取手市で中学3年の女子生徒が「いじめられたくない」と日記に書いて自殺した問題で、茨城県が新たに設置した調査委員会の初会合が開かれました。

 おととし11月、取手市で中学3年の中島菜保子さん(当時15)が日記に「いじめられたくない」などと書き残して自殺しました。この問題を巡っては、市の教育委員会が当初、「いじめはなかった」という前提で設置した第三者委員会が解散し、両親からの要望を受けて県は新たな調査委員会を設置しました。
 父親の考宜さん:「菜保子が亡くなって2年の月日が流れていますので。労力は使いますけども、そこを丁寧にお願いしたい」
 20日に初会合が開かれ、茨城県の大井川知事は「ご遺族の気持ちに寄り添いながら、誠実に調査を進める」とあいさつをしました。

こちらも読まれています