吹雪が吸気口に…JAL機内に煙 165人が緊急脱出[2017/12/21 19:14]

 北海道の新千歳空港で日本航空機のエンジンから煙が出たトラブルで、国の運輸安全委員会は「吹雪によるエンジンの不完全燃焼が原因で煙が出た」と結論付けました。

 去年2月、北海道の新千歳空港で、日本航空機のエンジンから煙が出ました。煙は機内に流れ込み、乗客乗員165人が緊急脱出し、3人が軽いけがをしました。運輸安全委員会によりますと、当時、激しく降っていた雪がエンジンの吸気口にたまったため、不完全燃焼が起き、エンジンの内部で漏れたオイルがエンジンに触れて煙が発生し、客室内に流れ込んだということです。日本航空は、エンジンの回転数を上げて不完全燃焼を防ぐという操作手順に変更したということです。

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