福岡・久留米市の遺体 九州豪雨の被害男性と判明[2017/12/22 05:53]

 福岡県久留米市の河川敷で18日に見つかった白骨化した遺体が、今年7月の九州豪雨で行方不明になっていた男性であることが分かりました。

 福岡県によりますと、身元が判明したのは、福岡県朝倉市杷木松末の小嶋茂則さん(当時70)です。18日午後4時ごろ、筑後川の河川敷でがれきなどを重機で撤去していた作業員が人の骨盤などを発見し、翌日に警察の捜索で流木などに埋まった状態でほぼ全身の骨が見つかっていました。その後のDNA鑑定で身元が判明しました。
 小嶋茂則さん弟・森山恒彦さん:「どこに行ってたのか、冷たかったろう。お帰りなさい、お母さんとか皆(お墓で)待ってるよと言ってあげたい」
 これで九州豪雨による死者は福岡・大分で39人となり、依然、2人が行方不明となっています。

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