大飯原発1・2号機の廃炉決定 運転開始から40年[2017/12/22 11:45]

 関西電力は福井県の大飯原発1、2号機を廃炉にすることを決めて地元に伝えました。

 関西電力の岩根茂樹社長は福井県の西川知事を訪れ、2年後に運転開始から40年を迎える大飯原発1、2号機の廃炉を決定したと伝えました。岩根社長は、大飯原発1、2号機は格納容器内のスペースが他の原発に比べて狭いことから、原発の新たな規制基準に対応した安全対策工事を進めることが技術的に難しいことなどを廃炉の理由に挙げました。大飯原発1、2号機はいずれも出力が117.5万キロワットで、福島第一原発を除いて出力100万キロワットを超える大型の原発が廃炉になるのは初めてです。

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