東京五輪経費 350億円削減 1兆3500億円に[2017/12/22 11:56]

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催費用について、組織委員会はこれまでの試算より350億円削減した1兆3500億円と公表しました。

 組織委員会は大会経費について、5月に1兆3850億円と試算していました。22日に公表された内容では、仮設会場の整備で資材単価を見直すなど650億円を削減した一方で、会場運営の人員にかかる費用などで300億円増えています。このため、大会費用は予備費を除いて350億円削減の1兆3500億円となりました。組織委員会と都がそれぞれ6000億円、国が1500億円を負担します。大会経費を巡ってはIOC(国際オリンピック委員会)が1100億円程度の削減を求めていて、さらなるコスト削減を進めることになります。

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