提案を指令員が聞き逃し…点検せず のぞみ亀裂問題[2017/12/27 18:46]

 新幹線「のぞみ」の台車に亀裂が見つかった問題で、「車両の保守担当者と指令員の間に認識のズレがあった」ということです。

 JR西日本は、台車に亀裂が確認された新幹線「のぞみ」の異常に気付きながら運行を続けた経緯について調査結果を公表しました。岡山駅から乗り込んだ社員が異常な音に気付き、電話で東京の指令員に点検を提案しましたが、指令員が聞き逃して点検の必要性はないと判断したということです。来島社長は「リスク対策が不十分だった。今後、原因を調査して対策に努めたい」としています。

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