“わいせつ教師”過去最多226人 SNSなどきっかけに[2017/12/27 18:09]

 教え子の体を触るなどわいせつ行為で処分を受けた教師の数が過去最多となったことが文部科学省の調査で分かりました。

 文科省によりますと、昨年度にわいせつ行為で処分を受けた教師は、前の年度より2人増えて226人となり、1977年からの統計開始以来、最多となりました。このうち、懲戒免職になった教師は129人で、こちらも過去最多となりました。内訳は「体に触る」が89人と最も多く、次いで「みだらな行為」が44人、「盗撮・のぞき」が40人でした。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や携帯電話での個人的なやり取りがわいせつ行為のきっかけになっていて、教師と同じ学校に通う生徒・児童が被害者のほぼ半数を占めました。文科省は、改めて指導の徹底に努めていくとしています。

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