最高裁が上告棄却し無罪 菊地直子被告がコメント[2017/12/27 23:30]

 最高裁で検察側の上告が棄却を受け、無罪判決が確定することになった菊地直子被告(46)が代理人を通じてコメントを出しました。

 菊地被告は1995年のオウム真理教による東京都庁の小包爆発事件で、爆薬の原料を運んだとして殺人未遂の幇助(ほうじょ)の罪に問われましたが、最高裁が検察側の上告を退ける決定をして高裁の無罪判決が確定することになりました。これを受けて、菊地被告は「事実関係をきちんと見ていただき、深く感謝申し上げます」とのコメントを出しました。一方で、事件については「自分の行為が何の落ち度もない方に被害を与えてしまった」と振り返り、「これからの人生において重く受け止める」などの謝罪の気持ちを示しました。

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