去年1年間の交通事故で3694人死亡 過去最少を記録[2018/01/04 19:14]

 去年1年間に交通事故で死亡した人の数は3694人で、過去最少を記録したことが分かりました。

 警察庁によりますと、去年、全国で交通事故で死亡した人は前の年から210人減って3694人でした。統計を取り始めた戦後まもなくの1948年以降で最も少なく、1万6765人が死亡した1970年のピーク時の4分の1以下です。都道府県別では愛知県で200人と最も多く、次いで埼玉県で177人、東京都で164人となっています。一方、65歳以上の高齢者の死者数は2020人で全体の55%ほどを占め、高止まりを続けています。政府は2020年までに年間の死者数を2500人以下とする目標を掲げていて、警察庁は有識者会議を設置して、高齢ドライバーの限定免許の導入の有無を検討しています。

こちらも読まれています