イヌ年なのに…大人気!「雪見お猿」に外国人殺到(2018/01/08 17:26)

 ある動物が人気を博し、海外から大勢の観光客を呼び寄せている。その動物とは、今年の干支(えと)の「戌(いぬ)」…ではなく、その永遠のライバル「サル」だ。

 雪景色に、温泉に、サル。毛づくろいをしたり、器用に泳いだり。のぼせてしまったのかぐったりしているサルも。ここは都心から車で約3時間半。長野県の山あいにある地獄谷野猿公苑。世界中から観光客が殺到している。
 カナダ人:「今まで雪のなかにいる猿なんて見たことがなかった」
 インド人:「インドにもたくさん猿はいるけど、スノーモンキーは初めてだよ」
 白い雪のなか、世界で唯一、温泉に入る野生のサルといわれ、スノーモンキーの愛称で世界的に知られている。そのきっかけの一つが2006年に野猿公苑の職員が撮影した1枚の写真。アメリカ最高峰の自然写真コンテストでグランプリを受賞し、注目を集めたのだ。
 スノーモンキーホリデー、観にバス運営協議会・米持五十男さん:「ここへ来るのはスノーモンキー。100%スノーモンキーですね」
 初めてのスノーモンキーに目を輝かせる。
 ニュージーランド人:「とてもワクワクしたわ」
 そんなスノーモンキーを遠くに眺めながら温泉を楽しめるという後楽館。やってきたのは温泉初体験だというアメリカ人のダニエルさん。この先は風呂場なのだが…。
 アメリカ人・ダニエルさん:「え?何?ここで全部脱ぐの?」
 初めての温泉文化に戸惑いつつも…。
 アメリカ人・ダニエルさん:「外は寒いけど、ここの中は暖かいし、とても良いね」
 そこに、ゆっくりと歩いてくるサルの姿が。なんと、サルがダニエルさんに急接近。サル自ら近づいてくるのは珍しいという。
 アメリカ人・ダニエルさん:「初めてこんなに近くでサルを見たよ」
 スノーモンキーというだけあって外国人客は冬に集中するため、周辺の温泉街も大忙しだ。地獄谷から車で約10分の温泉街にある小石屋旅館。この書き入れ時を逃すまいと旅館もさまざまな工夫を凝らしておもてなしをしている。客にもかかわらず自分で布団を敷く2人。実はこれ、布団で寝たことがないという外国人のために布団を敷く体験をしてもらおうというサービスの一環。他にも、年末年始に年越しそばや初詣といった日本文化を楽しむことができる。こうした旅館のように街を挙げての努力が実を結び、スノーモンキーだけにとどまらず温泉や日本文化を求めてやってくる外国人客が増えているというのだ。
 フランス人:「街を散策した後に温泉。これがパーフェクト」
 小石屋旅館・石坂大輔代表:「実はお猿さんだけではなくて、この街の雰囲気がすごく良いっていうのを気付いてくれたのではないかと」

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