鈴木選手に8年間の資格停止 カヌー“薬物混入”[2018/01/09 14:55]

 去年9月に実施されたカヌースプリントの大会で、鈴木康大選手(32)が小松正治選手(25)の飲み物に禁止薬物を入れ、ドーピング違反させようとしていたことが関係者への取材で分かりました。これを受けて日本カヌー連盟は会見で、小松選手に出されていた処分を取り消したうえで、鈴木選手への処分を発表しました。

 日本カヌー連盟・古谷利彦専務理事:「禁止薬物を投与された小松選手については、科されていた暫定的資格停止処分は取り消され、資格停止処分期間を科すことはしない。成績等の失効剥奪(はくだつ)についても、当該の日本選手権以外の成績等は失効剥奪されないことが決定されました。意図的に小松選手のドリンクボトルに薬剤を混入させた鈴木選手にはアンチドーピング規定に基づき、8年間の資格停止処分という決定がなされました」
 そのうえで、調査の結果、鈴木選手が小松選手以外の選手に対しても一部、妨害行為を行っていたということです。

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