駅弁王者「いかめし」がピンチ? 不漁で大幅値上げ(2018/01/10 18:48)

 記録的なイカの不漁で懸念されているのが「いかめし」の売り上げだ。大幅値上げに踏み切ったが、駅弁の王者の座を守ることができるのだろうか。

 新宿のデパートで10日から始まった駅弁ナンバーワンを決めるイベント。47年連続で売上個数トップを守り続けているのが北海道のいかめしだ。そんな王者のいかめしだが、店からは売れ行きを心配する声が…。
 いかめし阿部商店・杉山英二専務取締役:「原料のイカがものすごく高騰しまして。どうしようもなくて、値上げせざるを得なかった」
 材料となるスルメイカの不漁。海水温の上昇や北朝鮮などの外国船の違法操業などが原因で、イカが極端に取れなくなっている。そのため、去年8月にいかめしを一箱650円から780円に大幅値上げ。一度に130円もの値上げは初めてのことだという。手頃な価格も「いかめし人気」の一つの要因とされるだけに、大幅値上げによる売り上げへの影響が懸念されるのだ。果たして、王者の座は死守できるのか。その前に…。困っているのは弁当店だけではない。イカ料理専門店は影響が直撃していた。
 イカセンター新宿総本店・住田祐志さん:「イカの価格は3、4年前に比べれば、ほぼ倍近くになっています」
 スルメイカの市場価格はなんと2倍に。店は、仕入れ先を全国に広げるなどしてメニュー価格の値上げはしていないという。一方、一箱130円アップと過去最大の値上げに踏み切った北海道名物のいかめし。売り上げへの影響が心配されたが…。店側の心配をよそにいかめしを求める客が殺到。しかも、客の出足は例年以上だという。
 客:「ちょっと高いと思ったが、おいしいので食べたい。これからもずっと作り続けてほしい」「大好きだから(買った)」「(Q.(値段が)高くなっても応援したい気持ちはある?)あります」
 なんと「値上げ」したことが逆に客寄せ効果につながっているかもしれないのだ。新宿の駅弁イベントは23日まで行われる予定だ。

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