夫婦別姓を求める新しい裁判!国を提訴した思いは?(2018/01/12 21:05)

 ソフトウェア会社「サイボウズ」の青野慶久社長が夫婦別姓を求めて国を提訴しました。これまでの裁判とは違う、新しいアプローチ。こちらが注目されます。

 9日、東京地裁前に青野慶久さんの姿がありました。青野さんは「日本人同士が結婚した際に夫婦別姓が選べないのは、法の下の平等をうたう憲法に違反する」。そう訴えて国を提訴しました。青野さんは現在、ソフトウェア開発会社「サイボウズ」で社長を務めていますが、実は16年前、結婚を機に姓を妻のものに変更。そこで仕事上、大変な不利益を被ったといいます。働く者の視点からの訴訟。青野さんが現在取り組んでいるのが、働き方改革です。サイボウズのホームページのトップにも大きくこの文字が。では、青野さんの理想の働き方とは。職場も手厚い育児休暇や自由な労働時間、在宅勤務、子連れ出勤制度など、多様性に対応した環境となっています。その結果、離職率が劇的に下がったといいます。青野さんは今回、個人として訴訟に臨みますが、実は2年前にも民法の夫婦同姓を定めた規定は憲法違反であるという訴訟で、最高裁が「夫婦同姓を定めた民法は合憲である」と原告の訴えを退けています。あれからわずか2年と少し、なぜ再び似たような訴訟を起こしたのでしょう。青野さん側によりますと、法の欠陥を突いた新たなアプローチがあるからだといいます。現在の法律では日本人と外国人が結婚するとき自分か配偶者か姓を選ぶことができます。離婚するときも選べます。日本人同士が離婚する場合も姓を選ぶことができます。しかし、結婚のときだけ姓を選ぶことができないのです。この日本人同士の結婚のときだけ性を選べないのは、法の下の平等をうたう憲法に違反しているというのが青野さん側の意見なのです。つまり、今回の裁判は「平等に反している」という観点から、夫婦別姓を求めて提訴したのです。

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