気候変動観測衛星「しきさい」 撮影画像を初公開[2018/01/13 00:05]

 海の中のプランクトンも観測できる最新鋭の衛星「しきさい」が撮影した画像が初めて公開されました。

 先月に打ち上げられた気候変動観測衛星「しきさい」は、特殊なセンサーで黄砂や海洋のプランクトンなども観測できます。画像には、雪を降らせている雲と積もった雪が水色で示されています。青は氷が張っているところです。また、関東地方では、千葉県銚子市周辺の沿岸部が沖合と色が違っています。これは、衛星のセンサーが海中のプランクトンや川から流れてきた砂に反応しているためです。JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、しきさいを漁業などに役立てるほか、大気中の微粒子を観測することで、地球温暖化の予測に使いたいとしています。

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