東京電力 19日に福島第一原発2号機の内部調査実施[2018/01/16 07:03]

 東京電力は、福島第一原発2号機の内部調査を19日に実施することを発表しました。ロボットではなく、先端にカメラの付いたパイプで調査をします。

 福島第一原発2号機を巡っては、去年2月にロボットを投入して内部調査を行いましたが、1時間ほどで前に進めなくなり、目的を達成できずに調査を終えていました。東電はその後に調査方法を検討をしていましたが、15日の会見で19日に改めて内部調査をすると発表しました。今回の調査ではガイドパイプと呼ばれる先端にカメラを取り付け、線量計や温度計を備えたパイプを使って内部の状況を調べます。調査ではメルトダウンした核燃料「デブリ」を確認できるかが廃炉作業を進めるうえで鍵となります。

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