観測衛星搭載ロケット「イプシロン」まもなく宇宙へ[2018/01/18 05:54]

 小型の固体燃料ロケット「イプシロンロケット3号機」がまもなく鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられます。

 (面高亜沙美アナウンサー報告)
 打ち上げまで10分ほどとなりました。ロケットの機体は18日午前3時ごろ、整備が行われる建物から姿を現し、約20分かけて発射地点へと移動して打ち上げの時を待っています。イプシロンは小型の衛星を「低コスト」で打ち上げようと開発された固体燃料ロケットです。今回、打ち上げられる3号機には民間の企業が開発した小型の地球観測衛星「ASNARO−2」が搭載されます。高性能なレーダーで地上にある1メートルの物体を見分けることができ、上空から災害の状況を確認することなどに役立てられます。作業は最終段階に入っていて、イプシロン3号機は午前6時6分11秒に打ち上げられる予定です。

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