新型インフルエンザ感染患者の受け入れ想定した訓練[2018/01/19 07:04]

 新型インフルエンザに感染した患者の受け入れを想定した訓練が都立の病院で行われました。

 訓練が行われたのは、東京・文京区の都立駒込病院です。新型インフルエンザ患者の都内での発生を想定し、別の病院からの受け入れが決められた手順に従って行われました。訓練では、感染を防ぐ装置に入れられた患者が病院に到着すると、防護服姿の医師らが慎重に検査し、病室まで運び込みました。駒込病院には患者から感染が広がらないよう外よりも気圧を低くした病室など、新型インフルエンザの流行に備えた設備が整備されています。東京都は新型インフルエンザが都内で発生した場合、住民の約3割が感染すると予測していて、訓練を通じて関係機関との連携を深めるなどの適切な対応が取れるよう備えたいとしています。

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