10万人当たりの自殺者数は過去最少も 10代は増加[2018/01/19 10:32]

 去年1年間に自殺した人は2万1000人余りで、8年連続で減少したことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、去年に自殺した人は2万1140人で、男性は8年連続、女性は6年連続で減少しました。10万人あたりの自殺者数は16.7人で、統計を取り始めた1978年以来、最も少なくなりました。厚労省は近年の景気回復が改善につながっていると分析しています。一方、10代の自殺者は2年ぶりに増加していて、子どもや若者の自殺対策が課題になっていることが浮き彫りになりました。また、都道府県別に見ると自殺死亡率が高いのは秋田県、青森県、山梨県の順でした。

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