福島第一原発2号機 炉心部分を特殊カメラで調査[2018/01/19 11:53]

 東京電力は福島第一原発2号機の炉心部分の調査を始めました。溶け落ちた核燃料がないか特殊カメラで調べています。

 去年に行われた調査では、2号機の原子炉の真下を通る金属製の作業用通路に1メートル四方の穴が空いているのが見つかりました。この穴は核燃料が床を溶かした跡の可能性があります。19日は午前6時ごろから作業が始まり、先端にカメラの付いた約13メートルのパイプを2号機の格納容器に入れ込みます。穴の下に溶け落ちた核燃料の塊、いわゆる「デブリ」などがないか詳しく調べる方針です。カメラが撮影した画像は夜に公表される見通しです。

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