男性のがんのリスク2割高に 原因は“ストレス”[2018/01/20 05:50]

 長期間、ストレスを強く感じている男性はがんになるリスクが高まることが調査で分かりました。

 国立がん研究センターは、1990年の時点でがんにかかったことがない40歳から69歳までの男女8万人を全国で追跡調査しました。その後、22年間でがんにかかった人は1万7000人余りいましたが、アンケート調査をしたところ、「日常のストレスが多い」と回答した人は「ストレスが少ない」と答えた人よりがんになる確率が高く、特に男性では2割ほど高くなっていました。なかでも、肝臓がんや前立腺がんでストレスとの関連が強いということです。がん研究センターは、ストレスがある男性は飲酒や喫煙などがんのリスクになる習慣を持っている傾向が強いことも影響していると分析しています。

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