福島第一原発2号機 原子炉真下で「デブリ」確認か[2018/01/20 05:52]

 福島第一原発2号機の小型カメラを使った内部の調査で、原子炉の真下に溶け落ちた核燃料とみられる塊が確認されました。

 写真の中心部にはL字の金属があり、周辺に小石状のものが広がっています。東京電力によりますと、L字の金属は燃料棒を束ねる部品の一部で、小石状のものは溶け落ちた核燃料、いわゆる「デブリ」だとみられるということです。撮影されたのは原子炉の真下にある格納容器の底の部分で、2号機でデブリとみられるものが見つかったのは初めてです。東京電力は周囲の放射線量や温度を調べ、原子炉の内部の状況をさらに解析する方針です。

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