山中教授「心よりおわび」京大iPS研究所で“捏造”[2018/01/22 18:40]

 山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所で論文のデータに捏造(ねつぞう)や改ざんがあったことが分かりました。

 iPS細胞研究所・山中伸弥所長:「心よりおわび申し上げます」
 不正があった論文は、「血液脳関門」と呼ばれる機能と同様の特徴を持つ脳内の細胞をiPS細胞から作製する手順について、京大iPS細胞研究所の助教がアメリカの科学誌に発表したものです。京大によりますと、論文内のデータの信憑性(しんぴょうせい)に疑いがあるとの情報が寄せられ、外部委員を含む委員会で4カ月にわたって調査した結果、論文の根幹となるグラフなどに捏造や改ざんが認められたということです。京大は今後、関係者の処分を行うとしています。

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