スキー場中心に雪上車で捜索活動再開 本白根噴火[2018/01/25 14:10]

 群馬県の草津白根山の本白根山が23日に噴火し、1人が死亡、11人が重軽傷を負いました。警察と消防は24日、中断した現場の捜索活動を再開しました。

 25日は警察や消防が午前11時ごろから雪上車を使い、噴石が降ったスキー場のゲレンデを中心に取り残された人がいないか捜索をしています。24日の捜索は火山性微動が観測され、二次災害の危険もあるとして中止されていました。専門家は水蒸気噴火がゲレンデから100メートルの場所でも起きていたと分析していて、今後も同じような噴火が続く可能性を指摘しています。ゲレンデでの訓練中に死亡した自衛隊員・伊沢隆行さん(49)は、背中に噴石を受けたことによる出血性ショックが死因だったことが明らかになっています。

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