大田区と江東区が埋立地の帰属主張 第1回口頭弁論[2018/01/27 07:07]

 東京湾の埋め立て地がどの区に帰属するか争われている訴訟で第1回の口頭弁論が開かれ、大田区と江東区が帰属を訴えました。

 東京湾にある中央防波堤埋立地は、2020年東京オリンピック・パラリンピックで競技会場が整備される予定となっていて、大田区と江東区が帰属を主張しています。大田区は、この場所のすべてが自らの帰属となるよう区の境界を確定することを求めて江東区を相手取り、東京地裁に提訴しました。26日の第1回口頭弁論で江東区側は、埋め立て地のすべてが江東区に帰属するなどと主張しました。この埋め立て地については、東京都の自治紛争処理委員が約86%を江東区、14%を大田区とする調停案を出しましたが、去年10月に大田区議会が受け入れを拒否する議案を可決していました。

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