草津白根山噴火 「噴気なし」専門家ら上空から調査[2018/01/28 11:56]

 噴火した群馬県の草津白根山で、専門家らが初めて上空から噴火口周辺を調査しました。

 東京工業大学・野上健治教授:「火口は非常にクリアに見えました。火口からの噴気も認められませんでしたし、熱の兆候も特になかった」
 噴火の後は悪天候などもあって、上空からの目視での調査は28日が初めてです。ヘリコプターには専門家や気象庁の職員が乗り込み、噴火口周辺を撮影して赤外線カメラで地表の温度を観測するなどしました。得られたデータを元に今後、観測機器を設置するなど監視体制を整える予定です。

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