紙オムツ下水道に「ポイッ」…介護負担減に検討開始[2018/01/31 18:08]

 介護や子育ての現場の負担を軽減するため、国土交通省は、紙おむつを下水道に流して処分できるかどうかの検討を始めました。

 今は使用済みの紙おむつをトイレにそのまま流すことはできませんが、介護の現場や家庭からは、紙おむつの保管やごみ出しの負担が大きいという声が上がっています。そのため国交省は、ディスポーザーと呼ばれる流し台の生ごみ粉砕機の技術を応用して、下水道に紙おむつを流すことができるような新たな仕組みの本格的な検討を始めました。家庭のトイレ内に紙おむつ専用の粉砕機を設置することを想定していて、実証実験を行った後、5年後の実用化を目指すということです。

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