島根原発2号機 基準地震動を了承 原子力規制委[2018/02/16 19:51]

 中国電力の島根原発2号機について原子力規制委員会は、再稼働に向けた審査の重要な条件である基準地震動を了承しました。中国電力はこれを受け、3号機の審査の申請を行う方針です。

 16日の審査会合では、原発で想定される最大の揺れの強さで耐震設計の目安となる基準地震動が焦点となりました。中国電力は、最大加速度を820ガルとした想定を提示し、規制委員会の了承を得ました。今後は基準地震動を踏まえ、原発内の施設や設備の耐震設計について議論される予定です。また、中国電力は基準地震動が了承されたことから、同じ敷地にある3号機について再稼働の前提となる規制委員会の審査の申請をする方針です。

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