東京五輪に向け 東京・江東区の高速道路でテロ訓練[2018/02/16 23:30]

 東京オリンピック・パラリンピックに向け、選手村近くの高速道路上でバスジャックが起きた想定でのテロ訓練が行われました。

 選手村と競技会場を結ぶ東京・江東区の首都高速10号晴海線で行われた訓練には、警視庁の機動隊員や首都高速道路の職員など合わせて300人が参加しました。訓練は、大会の中止を訴えるため銃や爆発物などを持った集団が選手らを乗せたバスを乗っ取ったという想定で行われました。警備犬が犯人にかみついたり、警視庁の特殊部隊「SAT」の隊員らが突入するなどして制圧し、人質を保護するまでの流れが確認されました。警視庁の吉田尚正警視総監は「官民の関係機関が顔の見える関係を築き、連携の在り方などを確認できた」と話しました。

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