一進一退の戦い…藤井聡太五段 羽生善治竜王を破る[2018/02/17 15:55]

 藤井聡太五段が羽生善治竜王を破る大金星を挙げました。

 一進一退の激しい戦い、最後に勝ったのは15歳の藤井五段でした。東京都内で行われた朝日杯将棋オープン戦、先手の藤井五段は序盤から積極的に仕掛けていきます。その後、羽生竜王も反撃、一時、優勢にも見えましたが、最後は藤井五段が厳しい攻めで羽生竜王を追い詰めて見事、勝利を収めました。去年、公式戦29連勝という前人未到の記録を打ち立てた藤井五段、羽生竜王とはこれまでに非公式戦で2度戦って1勝1敗でしたが、初めての公式戦で将棋界の絶対王者を破る大金星を挙げました。藤井五段はこの後、朝日杯の決勝で広瀬章人八段と対戦しています。勝って優勝すれば、史上最年少での「棋戦優勝」と史上最年少での「六段昇段」というダブルでの記録達成になります。

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