ドーム設置完了 福島第一原発秋にも燃料取り出しへ[2018/02/21 11:56]

 福島第一原発3号機で放射性物質の飛散を防ぐ屋根の設置が21日朝に完了し、東京電力はこの秋にも使用済み核燃料の取り出しを開始するとしています。

 午前7時半すぎ、ドーム型の屋根の最後の部分がはめ込まれて設置が完了しました。屋根は全長約57メートル、高さ17.5メートルで、使用済み核燃料をプールから取り出す時に放射性物質が飛散するのを防ぎます。4月をめどに内部の電気系統や換気扇などが整備される見込みです。東京電力は今後、遠隔操作で燃料を取り出す訓練を積み、今年秋にもプールにある核燃料を取り出す計画です。

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