都営地下鉄の停電…架線が天井に接触しショート[2018/02/25 19:30]

 24日、5万人以上に影響が出た都営地下鉄浅草線などの停電は、電車に電気を送っている架線の一部がトンネルの天井と接触したことが原因だったことが分かりました。

 午後6時すぎ、都営浅草線と三田線、都電荒川線の変電所で同時に停電が発生しました。この影響で一時、全線で運転を見合わせ、5万人以上に影響が出ました。東京都交通局によりますと、浅草線の浅草駅と本所吾妻駅の間で、電車に電気を送る架線をつっている「ちょう架線」が天井の鉄製の部分と接触してショートし、変電所が停電したということです。ちょう架線と天井は通常20センチほど離れ、去年12月の点検では異常はありませんでした。電車が通過する際の振動などで接触した可能性があるということです。

こちらも読まれています