ルーブルで見つかったモネの絵画を修復へ[2018/02/26 23:33]

 60年以上、所在が分からなくなっていたモネの作品が見つかり、修復されることになりました。

 国立西洋美術館によりますと、今回見つかったのは印象派の画家、モネの1916年の作品「睡蓮−柳の反映」です。フランスにあったモネの自宅の睡蓮が咲く池を描いた集大成の作品の1つで、水面に柳が映っていますが、絵の半分が欠けてしまっています。実業家の松方幸次郎のコレクションで、戦時中にフランス政府に押収されて所在が分からなくなっていましたが、おととしにルーブル美術館で見つかりました。今後、西洋美術館で修復作業が行われて来年6月にも公開される予定です。

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