草津白根山噴火 気象庁が警戒範囲の見直しを検討[2018/02/28 09:44]

 本白根山の噴火を受けた火山噴火予知連絡会の会議が27日に群馬県草津町で開かれ、気象庁が警戒範囲の見直しを検討していることを明らかにしました。

 草津町にある本白根山が先月23日に噴火したことを受けて、草津町で27日に気象庁や専門家などが参加した会議が開かれ、今後の観測体制や規制範囲について話し合われました。本白根山は噴火後、噴火警戒レベルが入山規制の「3」に引き上げられ、火口から2キロの範囲の立ち入りが規制されています。規制範囲には草津町と長野県の志賀高原を結ぶ国道292号が通っています。
 気象庁・斎藤誠火山課長:「もう少ししっかりと(噴石の飛散状況を)確認して、レベルの設定や警戒する範囲の見直しにつなげていく必要があると思っている」
 国道292号は現在、冬季閉鎖中ですが、草津町の黒岩信忠町長は「科学的根拠から判断し、4月下旬の開通を目指したい」としています。

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