都、“障害”に関係なく楽しめる公園を初めて整備へ[2018/03/03 07:08]

 東京都は障害の有無や内容にかかわらず、誰もが安心して一緒に楽しめる公園を初めて整備する方針を固めました。

 都内にはこれまで、障害のある子どもと障害のない子どもらがともに楽しめるように設計された公園はありませんでした。2日の都議会の一般質問で都民ファーストの議員の質問に対し、西倉建設局長は「設置に適した場所を検討し、設計に着手する」などと述べ、都立公園内に整備する方針を明らかにしました。予算案にも1000万円が盛り込まれ、都は専門家らの意見を聞いて2018年度中に設計に着手する考えです。こうしたコンセプトに基づいた整備は都立公園では初めてです。アメリカなどでは安全性の高い遊具や地面にラバーを敷き、誰もが安心して一緒に遊ぶことのできる公園の整備が進んでいます。

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